グローバルな事業展開と品質保証体制の構築について。
1956年にプラスチック成形及び金型製作の製造会社として創業。電子・電機機器、医療部品の製造、電機、電鉄、車両用機器組み立てや通信機器の販売及びメンテナンス、さらにはソフト開発、試作開発3D設計事業等を行っている。
「お客様第一主義」をモットーにお客様の要望と事業環境の変化に対応しながら納期、価格、品質がご満足頂ける様に取り組んでおり、また、顧客のグローバルビジネス展開にお応えするため、明興産業香港有限公司東冕工場、ベトナム工場などを建設して現地調達に貢献している。
品質保証システムISO9001や14001は既に認証取得済み。
顧客固有のグローバルな要求事項や品質監査に対応出来る専門メーカ独自の自立した品質保証体制の構築に取り組んでいる。
産業人OBネットのニーズ調査で相談を受け支援活動を展開。
産業人OB ネットの団体会員「賛助、特定会貝」である同社代表取締役、下土井康晴会長から「ISO9001は取得済み。しかし、専門メーカとして自立した独自のグローバルな品質保証体制ヘステップアップしたい」と相談を受けて大手電機メーカの品質保証部OBが支援を始めた。
電子、電機、医療、電鉄、通信、車両業界の品質監査の過去の記録、また、海外工場での監査記録を分析して顧客固有の監査事項に対応した品質保証体制を構築すべくISO9001品質マニュアルの見直し改訂を進める活動を展開中した。
今後の改善の方向について
先ずは、神戸工場から始めて、次に本社、丸亀工場、さらには、中国、ベトナムの海外工場へと展開して全社統一品質マニュアルの完成まで進める事
代表取締役会長
下土井 康晴氏
アドバイザーの取組み方針など
ISO9001は公共規格であり、民間企業は業界別各社独自に固有の要求事項を網羅した品質保証システムとなっている。
顧客固有の要求を明興産業の実務規程に反映する様、品質マニュアルの改訂から進めた。
アドバイザー
柏木 千秋(三菱電機株式会社OB)
- 企業名
- 明興産業株式会社