兵庫県内の中小製造業への訪問調査業務を通して、AI・IoTの導入意欲のあるものづくり企業で、IT専門家派遣を希望する企業を発掘する
県内中小企業のAl・IoTの導入状況、関心度等を情報収集。
- 受託先:公益財団法人 ひょうご産業活性化センター
- 事業内容:兵庫県内に主たる事業所を有する中小企業者で、主として兵庫県が実施する「ひょうご次世代産業高度化プロジェクト指定業種」の企業の経営幹部と面談し、所定様式のヒアリングシートに面談内容を記入し、このデータをもとに業務報告書として提出する。
- 活動期間:令和元年6月~令和元年12月
- プロジェクト・事業の狙い:生産性の向上、業務の効率化等、経営基盤の強化を図るために、AI・IoTの導入意欲のあるものづくり中小企業者を発掘し、IT専門家を派遣することで、AI・IoT導入過程に応じた適切な助言や導入計画を提案し、県内のものづくり企業の活性化を図る。OBネットは専門家派遣希望企業の発掘を分担する。
調査員およびOBネット会員のビジネスネットワークをフル活用。
公益財団法人 ひょうご産業活性化センターのご指導の下、10名の活動員が200社の訪問調査と36社のIT専門家派遣希望企業の発掘を目標に活動をした。
活動に際し、下記を共有した。
訪問企業データの地区別、企業規模別の偏りを少なくする。
ひょうご産業活性化センターから提示された企業リスト(698社)を地区別(阪神、神戸、東播、西播、丹但)および従業員規模別の偏りが少なくなるようにし、更にOBネット会員の知り合い企業(26社)を加えた724社を6次に編成した。
実際は第4次の375社で目標の訪問企業数200社を達成し、調査を終了した。
電話アポイントメントの取得が目標達成のカギ。
- 電話かけ方マニュアルの活用
- 調査員及びOBネット会員のビジネスネットワークをフルに活用すべく、知り合い企業及びOBネットの過去のプロジェクト参加企業を事前に調査し、優先して配分した。
主なヒアリング内容
- 自社の課題とその対応
- AI・ IoTの導入状況
- AI・ IoT専門家派遣の希望の有無
プロジェクトの成果
- プロジェクト活動の達成状況
●訪問企業数:200社(目標200社)
●IT専門家派遣希望企業:48社(目標36社) - 成果物
●業務報告書を作成し、提出した。
プロジェクトを終えて
多品種・少量生産及び製造以外のAI・IoTの事例を早期に充実する必要性を痛感した。
一方でOBネットが有する人脈と企業情報の豊富さを改めて認識し、難局を乗り越えることが出来た。
記入者
中山 治彦(HKCプロジェクトマネージャー)
HKCプロジェクト プロジェクトマネージャー
中山 治彦氏
川崎重工業株式会社OB
川崎重工業株式会社OB
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